妻のことを人前で何と呼ぶか問題について

348

皆さんは奥さんのこと、人前でなんと呼んでいますか?結婚したての頃、わりと本気でこの問題について考えました。

なんだか照れ臭さもあって、なかなか迷ってしてしまうんですよね。今となっては初々しさたっぷりの悩みだったなーと思いますが。

妻・奥さん・嫁など、呼び方の種類

妻 – Tsuma

もっとも正統派な呼び方が妻だそうです。会社などの仕事関係や公の場では妻と呼んでおくのが無難でしょう。

私もかしこまった席や病院・市役所などでは妻と言っていますが、友達相手などだと堅苦しくてちょっと使いづらいです。

少し話がそれますが、スムーズに妻という言葉が出てくるようになったとき、大人の階段をまた一歩登った気がしました。

奥さん – Okusan

私の周りではいちばん多い印象の奥さん。かしこまった感じがなくて「さん付け」なので敬っている印象も与える、とても使いやすい言葉だと思います。

しかし奥さんの本来の意味は、他人の妻に対する敬称。だから自分の妻を奥さんと呼ぶのは、厳密にいうと間違っているのだそうです。

嫁 – Yome

嫁と言う人も多いですね。ただこちらも日本語としては間違っていて、本来は息子の配偶者を指す言葉。つまり舅や姑が使う言葉だそうです。さらに厳密にいうと、そう呼べるのは新婚期間だけ。

じゃあ新婚っていつまでだろうと調べてみましたが、ハッキリとした定義は見つけることができませんでした。新婚期間が終わったらなんて呼ぶのだろうか…という謎も残りました。

女房 – Nyoubou / 家内 – Kanai

何十年も奥さんと苦楽をともにしてきたような、ある程度年齢を重ねた方が使うイメージの女房と家内。私が使うとギャグっぽくなりそうなのでどちらも使わないかな。

ただ何十年後かには自然と言えるようになりたいと思います。日本語の使い方としても、これらは正解だそう。

うちの – Uchino

これはアリかなと思っていて、いつか使おうと思いながら今のところ一度も使ったことがありません。

なんだかちょっとワイルドさもありながら、仲の良さというか絆の深さ感があると感じます。いつか使ってみたいです。

名前 – Namae

日本語としての正しさうんぬんとは一切関係がなく、また個を尊重しているイメージもある名前。最初はコレでいこうと思っていましたが、使えるのが妻と面識のある人のみということに最近気がつきました。

名前だけで通すのは、難しそうです。

結局、妻のことを何と呼ぶか

新婚当初は正しい日本語を心がけていましたが、やはりそれはそれで会話がスムーズに進まなかったことが何度かあったので、こう呼ぶと固定せずその時々のシチュエーションに応じて使い分けていくことにしました。

「妻」「奥さん」「名前」を基本として、機会があれば「うちの」なども。間違った日本語だからとかたくなに使わないのではなく、その場の雰囲気に馴染むのであればそれはそれでありかなと思います。気楽にいきましょう。

前の記事1ヶ月以上お義母さんと暮らして感じたことなど
次の記事3ヶ月未満の赤ちゃん・新生児・乳児の風邪について

コメントを書く

コメントをどうぞ
お名前