祝日など生ゴミ(可燃ゴミ)の収集がお休みの際の対処法

ゴミ収集日が祝日と重なると、ゴミの収集がお休みになることがあります。不燃ゴミや資源ゴミなどはまだ良いのですが、困ってしまうのが生ゴミ(可燃ゴミ)のやり過ごし方。

寒い冬だとベランダに放置しておけば問題ありませんが、困ってしまうのが夏場ですよね。使用済みオムツなど生ゴミがたまってしまい、自分たちが悪臭の被害を被るばかりかご近所の迷惑になっていまうことも。

こういった「生ゴミの臭い問題」は子育てをしている・していないに関わらず、頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。お住いの地域にもよるのですが、今回はこの問題を根本から解決する方法をご紹介いたします。

取りに来ないのなら持って行け

私は住まいが広島市なので、広島市を例としてお話しします。

広島市は中区の吉島に、中工場というゴミ処理施設があります。周辺は中工場緑地(公園)としてキレイに整備されており、休日は釣りなどを楽しむ家族づれでにぎわっています。

そして中工場を訪れたことのある方は、続々と処理場に吸い込まれていくゴミ収集車を一度はご覧になったことがあるのではないでしょうか。

言うまでもなくこれらのゴミ収集車は、中工場にゴミを捨てに来たクルマ達です。そして実は、中工場が受け入れるのはゴミ収集車だけではありません。誰でもゴミを持ち込めます。

ごみ処理施設へのゴミ持ち込み手順

事前の連絡は必要ありません。吉島通りをまっすぐ海に向かって直進、そのまま工場内に入って行きましょう。

受付する

建物内に入ってすぐ、右寄り(中央寄り)の車線に白枠の書いてある駐車スペースがくぼんでいます。そこに駐車して、目の前にある受付でゴミの持ち込み手続きを行います。

受付に備え付けの用紙に

• 名　前
• 住　所
• 電話番号
• ゴミの種類
• 車　番

を書き込みます。書き込む箇所は受付の人が教えてくれるので、その指示に従えば問題ありません。

計量する

用紙に書き込んだら、受付の脇にある計量台にクルマを載せて計量します。帰りにもう一度空になったクルマを計量することで、持ち込んだゴミの量を計っています。

ゴミを捨てる

計量が済み前にあるバーが開いたら、そのまま直進。道なりに進むとスロープがあるので二階に進みます。

これらの手順は特に覚えておく必要はありません。初めて来ました的なソワソワした雰囲気を出しておけば、受付の方が丁寧に指示してくださいます。

そして二階に上がるとすぐ、右側手前に一般用と書かれた駐車スペースがあるのでそこにバックで駐車。私が持ち込んだ際は係員の方が立っていたので、その指示に従いました。おそらくですが受付をした段階で、2階にいるスタッフの方に何らかの情報が伝わるのだと思います。

あとは駐車スペースの後ろにある四角形の穴に、持ち込んだゴミを放り込めばゴミ捨て完了です。ゴミ袋の中身チェックなどは、一切行われません。

計量する

さきほど来た道を戻り再び一階に下りたら、2回目の計量を行います。

計量が終わると目の前のバーが開くので、そのまま処理場を後にします。すべての工程で5分くらいでしょうか、とてもスムーズなので気軽に持ち込もうという気になります。

まるでオトナの社会科見学

必要に迫られて訪れたごみ処理施設の内部でしたが、普段はなかなか入られない(と思っていた)工場の内部を見ることができて、気分はオトナの社会科見学。きっと小学生くらいまでのお子さんなら、一緒にテンションUPで盛り上がれると思います。

私たちのように必要に迫られて…だけではなく、中工場緑地を散歩するついでにゴミを捨てて帰る、ゴミを捨てに行ったついでに釣りして帰る、そんな利用の仕方も大いにアリなのではないでしょうか。

その他広島市でゴミを持ち込める施設

調べたところ、広島市ではゴミの種類に応じて持ち込み先が決まっているようです。

広島市の生ゴミ・可燃ゴミの持ち込み先

中工場※その他プラも持ち込み可能

南工場

安佐南工場

安佐北工場

広島市の不燃ゴミの持ち込み先

玖谷埋立地

広島市の資源ゴミの持ち込み先

西部リサイクルプラザ

北部資源選別センター

広島市の大型ゴミの持ち込み先

安佐南工場大型ごみ破砕処理施設

広島市のペットボトル、リサイクルプラ、有害ごみの持ち込み先

ありません

ペットボトル、リサイクルプラ、有害ごみの持ち込み先は無いそうなので、これらのゴミはゴミ出しの日を待つ必要があります。