先日、ふらーっと目的地も決めないままに出発したドライブ。何となく行き着いた竹原が思いのほか楽しかったのでご紹介します。
竹原ってどんなとこ?
竹原市は広島県のちょうど真ん中あたりの瀬戸内海沿いに位置する、人口25,000人ほどの街です。
主な観光資源は今回訪れた街並み保存地区と、少し前までは「地図から消された島」として、近年は「うさぎの島」として有名な大久野島などがあります。
また2010年に発表されたアニメ「たまゆら」の舞台として、さらに2014年に放送されたNHK連続テレビ小説「マッサン」では主人公の生地として竹原が登場。
私はどちらも未見なので感慨も感想も特にありませんが、後述する道の駅でも「たまゆら」「マッサン」推しはチラホラ見受けられました。
広島市から竹原までのおすすめドライブコース
今回のドライブはお昼の12時に出発して帰宅が夜の7時。張り切って早起きをするわけでもなく、翌日に差し支えるほど遅く帰宅するわけでもない、お気楽のんびりコース。
しかしちょっとした旅行気分は目一杯楽しめたので、たまたまたどり着いただけですが、行って良かったと思います。妻も「楽しかった」と喜んでくれました。
行きと帰りでルートを変える
今回のドライブは行きと帰りで通るルートを変えました。それぞれで見える景色が違うので、運転手はもちろん同乗者も退屈することがありません。
行きは瀬戸内海満喫コース
行きは呉から安浦、安芸津を通り、ひたすら右手に海を眺める瀬戸内海満喫コース。おおむね2時間30分。
通り道にある安芸津にはJA芸南の直売所「ふれあい市」があり、週末に限らず毎日新鮮な野菜などを買うことができます。
じゃがいも(赤馬鈴薯)やびわ、温州みかんにせとか、じゃぼんといった柑橘類が特産の安芸津。規模はそれほど大きくありませんが、ちょうどジャガイモのシーズンだったためか、とても活気があって訪れる方も多かったです。
ここではじゃがいものアイスとじゃぼんサイダーをいただきました。どちらも手作り感のある、あっさりした甘さで美味しかったです。
帰り道はあえて国道2号線を外す
帰りは安芸津から黒瀬へ上がって熊野を抜けるルートで、所要時間は1時間30分くらい。行きは元気なのでノンビリ海沿いを走って、帰りは疲れているので山の中をショートカットする作戦です。
もっと早く帰りたい人は竹原から北上してさっさと2号線にのるルートが最も早い(1時間ちょい)ようですが、2号線は何度も走ったことがあるため今回はあえて初めての道を選んでみました。
ちなみに高速道路を使っても、距離にして2kmしか変わりません。極端な渋滞が発生していない限り、下道も高速でもそれほど変わらないと思います。
ノンビリお散歩、竹原の町並み保存地区
歴史のある旧家やお寺などが建ち並ぶ、安芸の小京都こと竹原の町並み保存地区。ここではそれらを見学したり古民家を改装したカフェや雑貨店などを楽しみながら、ノンビリお散歩をすることができます。
ただしこれらの町並みのほとんどが個人所有で、今でも多くの人々が生活しています。そのため写真のように、自動車や原付などがフツーに家の前に停まっていたります。
自分の家にカメラを向けられるのには慣れていらっしゃるとは思いますが、マナーはキチンと守った方が良いでしょう。
私たちが歩いたのは1時間くらいですが、初夏ということもあり汗だくになりました。規模的にはそこまで広くありませんが、雰囲気の良い路地がそこかしこに。歩きやすい季節だと2時間は楽しめると思います。
建物の多くは江戸時代中期〜明治時代に建てられたものだそうです。
道の駅たけはらをお散歩の拠点とせよ
なぜなら赤ちゃんのおむつ交換台や水道の使える授乳室があるからです。さらに道の駅たけはらから町並み保存地区まで徒歩で5分もかからないので、同所の無料駐車場に自動車を置いたままにしておけるのも大きなメリットと言えるでしょう。
竹原グルメもお忘れなく
竹原の名物、竹原グルメといえば道の駅たけはらで販売しているタケノコとコロッケがサンドされた竹原バーガーや、松屋二重焼本舗の二重焼き、竹鶴酒造・藤井酒造・中尾酒造場のお酒などが有名です。
またジャムメーカーのアヲハタは竹原の企業。いまでも本社や工場が竹原にあり、近年まで使われていた工場を改装したアヲハタ ジャムデッキでは、工場見学やジャム作りを体験することができます。
ただしジャムデッキの開館は火曜日〜土曜日の9:30〜16:30。さらに工場見学とジャム作り体験は完全予約制となっています。
竹原の人気店、太華園のチャーシュー麺
町並み保存地区をお散歩して少々小腹がすきましたので、竹原の人気ラーメン店「太華園」に移動してチャーシュー麺をいただきました。
大きなチャーシュー3枚にネギがたっぷりのって820円。麺は平打ち麺で、醤油ベースのスープは背脂の浮いた尾道ラーメンタイプです。言うまでもなく美味。
さらに小さなラーメン屋さんなので息子を連れていくのが少し不安だったのですが、赤ちゃん用の椅子(テーブルに固定するタイプ)を用意してくれるなどホスピタリティも文句なし。正直そういった面では全く期待していなかったので、この対応は感激しました。
また太華園の対面にある「手造りサンドイッチ せと」も竹原B級グルメの隠れた人気店。太華園とセットでぜひ。
(広島市からだと)たった7時間で、観光やグルメはもちろんドライブ中の寄り道まで楽しめる竹原ショートトリップ。
お昼頃からノンビリ・マッタリお出かけしたい方は、ぜひご参考になさってください。
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