釣りをするため山口県熊毛郡上関町に何度か訪れているのですが、その際に気になっていたのが隣接する山口県柳井市にある「白壁の町並み」という看板。
きっと広島の竹原や岡山の倉敷のような町並みなんだろうな、行ってみたいなと思ったので行ってまいりました。
山口県柳井市ってどんなところ?
山口県の南東部に位置し人口31,000人を擁する街、柳井市。地図でいうと左隣が光市で右隣が岩国市、右下が周防大島となります。
著名な出身者は三菱UFJフィナンシャルグループの会長 沖原隆宗さんなど。言うまでもなくたった今wikipediaを見て知ったのですが「あの風景の中で育ったんだなー」と想像するとなかなか楽しいので、訪れた場所出身の著名人チェックは今後シリーズ化していこうと思います。
金魚ちょうちんと甘露醤油の街、山口県柳井市
車は白壁の町並み観光客駐車場へ
車は「サンビームやない」という市民ホールの前に「白壁の町並み観光客駐車場」があるので、そこに停めましょう。駐車料金が無料なのはありがたい。倉敷では適当なコインパーキングに突っ込んで数千円支払うハメになりました。
いたるとこで目にする愛嬌満点の金魚ちょうちん
白壁の町並みを訪れてまず最初に目に付くのが、金魚の形をした提灯「金魚ちょうちん」です。
幕末のころに青森のねぶたに着想を得て、柳井市伝統の織物「柳井縞(やないじま)」の染料を使って作られ始めたものなのだそう。
まん丸なおめめとお口がシンプルにかわいい。
山口県柳井市名物 甘露醤油について
山口県柳井市の甘露醤油とは、仕込みの段階で塩水の代わりに加熱していない醤油を用いて作られるお醤油です。
お醤油をベースにお醤油を再仕込みするので、色や味わいともに濃いめ。ただ濃いめといっても塩辛いのではなく、甘みを感じるコックリした味といったところでしょうか。
分かりやすくいうと、刺身醤油やたまり醤油とほぼ同じ。お土産に甘露醤油の小瓶を1本買って帰りましたが、我が家ではお刺身を食べるときに使っています。
たぶん柳井市白壁の町でいちばん頑張ってる佐川醤油店(甘露醤油資料館)
白壁の町並みメイン通りから少し離れたところにある佐川醤油店(甘露醤油資料館)。山口県柳井市の白壁の町並みを訪れるのであれば、必ず訪れるべきスポットです。
お醤油の仕込みに使われている地下水。琴石山系の伏流水で、汲んで持ち帰ることもできます。お料理やお茶・コーヒーなどが美味しくできるのだそう。
売店のある醤油蔵に足を踏み入れると、強烈なお醤油の香りが。それもそのはず、よく見れば蔵の奥では実際にお醤油が仕込まれていました。
階段を上がって、樽の上から見ることもできます。初めて見たのですが、なかなかインパクトのある光景でした。
醤油ジェラートを売っていたので食べてみました。甘さに逃げることなくシッカリと醤油感を押し出してくるあたりに、佐川醤油店の誠実さが出ている気がします。
規模は小さいものの、人の少なさが魅力の白壁の町並み
街の規模が小さいせいか、同じくレトロな町並みで売っている竹原や倉敷と比べると圧倒的に人が少ないのが山口県柳井市 白壁の町並みの魅力。
のんびり散策を楽しむ、もしくは毎年夏に開催されている「柳井 金魚ちょうちん祭り」に併せて訪れてみても良いでしょう。
お醤油屋さんや雑貨屋さんなどと並んで資料館も。「しらかべ学遊館」ではレトロな雑貨や看板などを見ることができます。
しらかべ学遊館にはおむつ替えベッドがありました。入館無料なので、赤ちゃんのおむつ交換はこちらでどうぞ。
こういう何気ない路地が好きだったりします。
江戸時代を彷彿とさせる白壁の町並みも素敵ですが、こんな昭和っぽい寂れた町並みも味わい深い。
2~3時間もあれば歩き尽くす規模なので、ここ「柳井 白壁の町並み」のみを目的地にするとちょっと物足りないかもしれません。
ただ同じ柳井市には大きな遊具で人気の「柳井ウェルネスパーク」や、人気の洋菓子屋さん「果子乃季本社工場」、多彩なお花や観覧車が楽しい「やまぐちフラワーランド」があるので、それらとセットで訪れてみてはいかがでしょうか。
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