出産前から出産後にいたるまでたくさんの喧嘩をしてきて思い至った、夫婦仲を円満に保つ3つの秘訣です。
昔の人(あるいはトムジェリの作者)は言いました、喧嘩をするほど仲が良いと。しかし私は違うと思います。喧嘩はしないに越したことはありません。喧嘩をすればするほど、夫婦仲は着実に悪くなると思います。
夫婦円満を続けたいのであれば双方ともに時には言葉を飲み込んで、喧嘩を避けるという努力、或いは気遣いが必要です。
異なる価値観を尊重しあう
家庭ごとの子育てがそれぞれ異なるように、夫婦間であっても子育てに関する価値観は異なります。大切なのは「異なる価値観を尊重しあうこと」と言うと聞こえは良いのですが、より実践的にいうといちいち口を挟まないよう心がける、です。
「ちょっとソレ違うんじゃないかな」と思って指摘しても、奥さんは奥さんで良かれと思ってやっている場合がほとんど。かなりの高い確率で、何らかの反論が返ってきます。
そこで「そうなんだね」と身を引ける人以外は、そのことを指摘するべきではありません。赤ちゃんに命の危険がある、怪我の可能性がある場合を除いて、奥さんの子育てに口を挟むのはやめておきましょう。
奥さんの気分転換は旦那さん主導で
乳児期は特に、奥さんはほぼ全ての時間を赤ちゃんに費やしています。自分自身が生きている世界の狭さに愕然としながら、昼間は会社に出勤して外の空気を吸ってくる旦那さんのことを羨ましく思っている奥さんも少なくないでしょう。
そうやって貯まっていったストレスが爆発してしまう前に、奥さんには積極的に気分転換・リフレッシュをうながしましょう。これは奥さんの為であると同時に、旦那さん自身の為でもあります。
具体的には以下のプランがオススメです。
赤ちゃんの世話を買って出て、友達と食事に行ってもらう
これが最も喜ばれるストレス解消法だと思います。女性にとって何よりのストレス解消は喋ること。出産からしばらくたって、トークのネタは相当たまっているハズです。存分に友達とお喋りしてスッキリしてもらいましょう。
旦那さん側のメリットとしては、聞き役を奥さんの友人に一任できること。私も実際に行ってもらいましたが、本当にスッキリした良い笑顔で帰ってきました。
お買い物・外食に連れ出す
多くの女性がお買い物好きです。実際に妻いわく、色々なお店を見て歩くだけでも気持ちはだいぶスッキリするのだとか。その際ベビーカーはできるだけ旦那さんが押してあげて、自由にお買い物を楽しませてあげましょう。
そしてお買い物に出た際は外食を楽しむのもお忘れなく。赤ちゃんのお世話だけでなく、旦那さんの食事など身の回りのお世話もしてくれる奥さん。たまには上げ膳据え膳で労をねぎらいましょう。
ドライブに行く
乳児期の赤ちゃんを抱えたお母さんの行動範囲は、極端に狭くなりがちです。行き先なんてどこでも良いんです。普段とは違う景色を見るだけで、奥さんの気分転換になります。
行き先に迷った場合は、夫婦二人の思い出の場所なんていかがでしょうか。前回来た時は2人だったけど今度は3人で来ることができたねと、ほんの少しロマンチックな気分に浸ることもできます。
しっかり女性として扱う
良好とは言えない関係性になってしまっている夫婦の場合、ほぼ全ての原因はここにあると感じます。多くの奥さんは旦那さんに、キチンと女性として扱って欲しいと願っています。
実際私がこのパターンです。度重なる喧嘩による心の消耗に加え、何だか分からない気恥ずかしさもあって、ついつい妻には素っ気ない態度をとってしまいます。
ただこれが健全な夫婦関係とは思いませんし、このままで良いとも思っていません。どうしても少しずつになってしまいますが、付き合い始めの頃の気持ちを呼び起こしていこうと思います。
関係修復には今がラストチャンスと心得よ
子供にはできるだけ、夫婦げんかをする姿を見せたくはありません。生後5ヶ月目を迎えたばかりの今はまだ物心ついていませんが(不穏な空気は察知していそうですが)、言葉の意味が理解できる年になった時には夫婦円満の関係に戻って、子供に良いお手本を見せてあげたいと思っています。
私たちの場合は第一子ということもあって、お互いに戸惑いだらけで喧嘩もたくさんしました。これはある意味仕方がないのだと思いますが、ここで夫婦関係を修復しておかないと子供を不幸にしてしまうかもしれないという危機感があります。
子供の物心がつく前にさんざん喧嘩して、そこから関係を修復。このことにより、より強固な夫婦関係が築けると思いますし、そうであることを願っています。