少し早いかもしれませんが、うちでは生後3ヶ月目くらいから絵本の読み聞かせをしています。しかし絵本を買ったことはまだ一度もありません。今のところすべて、近所にある図書館から借りてきたものです。
ヘタな本屋には負けない充実のラインナップ
社会人になってからは図書館を訪れたことが無かった私からすると、驚くほどたくさんの種類の絵本が図書館にはあります。うちの近所の図書館の場合だと、上の写真×2くらいの蔵書。
正直、図書館にこれだけ絵本が揃っていると、この先もずっと買わなくても良いのでは…という気持ちにもなりますが、子供にとっての「ボクの本」という所有欲も満たしてあげたいところ。
ゆくゆくは絵本を購入する機会も増えてくるのでしょうが、ストーリーも分かっていない今の時点では借りてくるだけで充分だと思っています。
3〜5ヶ月目の赤ちゃんに読み聞かせの意味はあるか
この時期の絵本の読み聞かせは物語を通じて道徳や倫理を学ばせるのではなく、親と子がコミュニケーションをとるためのツールだと思います。
もちろんコミュニケーションをとるために普通に何かを語りかけても良いのですが、相手は意思疎通のままならない赤ん坊。一方通行の会話をひたすら続けるのも、なかなかしんどいものがありますよね。
そこで絵本の読み聞かせです。この場合「読み聞かせ」というよりも、「声を聞かせるキッカケ作り・コミュニケーションの動機付け」といった方が正しいかもしれません。
もちろん赤ちゃんは絵本の内容を理解しているわけではありません。しかしお父さんやお母さんが発する声を言葉ではなく音、絵本に書いてあるイラストは様々な色や形として、聴覚と視覚を優しく刺激しているのは間違いないでしょう。
ちなみに余談ですが、私の妻は赤ん坊相手にでも一方通行な会話をひたすら続けられるという特技があります。すごいと思います。
絵本に興味をもたせるために
4ヶ月検診のときに保育士さんがおっしゃっていたのですが、テレビなど刺激が強いものを赤ちゃんに頻繁に見せてしまうと、それよりも刺激の弱い絵本には興味を持たなくなる場合があるそうです。
完全にテレビを見せないというのはなかなか難しいと思いますが、可能な限り(例えば1日1時間以内と決めておくなど)テレビを見せる時間は短くする努力はしても良いと思います。
ただ何をしても泣き止まなかったうちの子供が、NHKの子供番組「いないいないばあっ!」を見たら泣き止むんです。だからついついテレビに頼りたくなってしまいますが、限界まで他の方法で泣き止ませるよう心がけています。
今さらながら、ものすごいお得感
言うまでもなく、これらの絵本はすべて無料で借りることができます。絵本を借りるだけでなく、出向いたついでに自分の読みたい本を借りて帰ることもできます。もちろん図書館には、絵本だけではなく育児書など子育てに役立つ書籍もたくさんあります。
図書館を利用しなれた方にとっては今さらな感想ですが、どうして今まで図書館を利用してこなかったんだろうと軽く後悔してしまうくらい、ものすごいお得感があります。
図書館の隠れたメリット、紙芝居があること
私たちがよく行く図書館には、絵本だけではなく紙芝居も置いてあります。3〜4ヶ月の赤ちゃんに見せるには、こぢんまりとした絵本よりも大きくてダイナミックな紙芝居の方が向いていると個人的には感じます。
紙芝居も充実のラインナップ。
近所に図書館が無い人は公民館も要チェック
図書館だけでなく、公民館にも貸し出し可能な絵本などの書籍がある場合があります。近所に図書館が無い方は、公民館もチェックしてみましょう。
近所に図書館も公民館も無い方は、奥の手Kindle Unlimited
近所に図書館も公民館もない方は、Kindle Unlimitedがオススメです。Kindle Unlimitedとは、Amazonが提供する電子書籍の読み放題サービス。
絵本はもちろん雑誌や小説、漫画などが電子書籍で読み放題となり、利用料金は月額たったの980円。例えば毎月雑誌1冊+絵本1冊を読むだけで、簡単に元が取れてしまうたいへんお得なサービスです。私も2〜3年くらい前から利用し、使い倒しています。
電子書籍を読む場合はタブレット端末があればベターなのですが、PCやスマホでも読むことは可能です。ただ子育てをする上でタブレット端末は手元にあって絶対に損はしないので、この機会に買っておくのも1つの手だとは思いますが。
何かとお金のかかる子育て。不必要な出費は可能な限り抑えて、有益なことにお金を使っていきたいと思います。