父親が感じる子育てのストレスについて

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第一子が誕生して、そろそろ半年が経とうとしています。母親とはまた違う父親としての視点で、子育てのストレスについて書いてみようと思います。

実際どうなの?父親が感じる育児のストレス

私は自宅で仕事をしていることもあって、会社でお仕事をしている方と比べて赤ちゃんと接している時間は長めだと思います。

打ち合わせなどで外出する機会もあるのですが、その時間も長くて4時間くらい。さらに週に2回くらいは自宅から一歩も外に出ない日もあります。

つまりおおむね20〜24時間は、妻や赤ちゃんと同じ空間で過ごしていることになります。ただしこれは同じ空間で過ごしているというだけで、ずっと赤ちゃんに接しているわけではありませんが。

しかしこれだけ長時間赤ちゃんと一緒にいても、私の場合はあまり子育てや赤ちゃんに対してストレスを感じていません。

赤ちゃんの泣き声をストレスに感じるとき

仕事中に赤ちゃんが泣いてしまうことも、当たり前ですが普通にあります。激しい泣き方だと心配はしますが、だからといってストレスには感じません。仕事の電話中だとちょっと困ったな、という程度。

ただ赤ちゃんと一緒になって、ウトウトとうたた寝をしている時は別。ため息1つ、もしくは軽く舌打ちしたくなる程度のストレスを感じます。なんとか横になったままやり過ごそうとあやしますが、1度も成功したことはありません。

また私の場合は、就寝(夜の本気寝)してしまうと多少の泣き声では目が覚めないのも、ストレスをあまり感じない要因の1つだと思います。

現実は早めに受け入れた方が良い

赤ちゃんはよく泣く生き物です。父親がストレスを感じようが感じまいが、自分勝手に泣きます。もしも赤ちゃんの泣き声にストレスを感じているお父さんがいたら、シンプルにこれらの事実を早めに受け入れた方が良いと思います。

イライラとストレスを感じたところで赤ちゃんは泣き止みません。これは目の前で既に起こってしまっている、避けられない現実。時に楽しく、時に淡々とあやすしかありません。心を無にするスキル、リセットするスキルを早めに身につけましょう。

赤ちゃんを研究対象としてみることで育児ストレスを軽減

赤ちゃんには、何をしても泣き止まない時があります。そういう時は「赤ちゃん泣き止ませ研究家」になって、我が子だけに通用する泣き止ませメソッドの開発に注力するのがオススメです。

「泣いている原因はなんだろう」「どうすれば泣き止むだろう」これらをアノ手コノ手を試しながら真剣に探っていくことで、泣き声がほんの少し小さく聞こえます。

参考までに、私の今までの研究による泣き止ませメソッドは以下の通り。

  1. オムツを確認
  2. ミルクの時間ならミルク
  3. 抱いて部屋の中をぐるぐる歩く
  4. ベランダに出て外の空気を吸わせる
  5. オモチャなどのアイテム投入
  6. ママルーに寝かせる
  7. 3に戻る

[奥の手]どうしても泣き止ませたい時は、録画してあるNHKの子供向け番組「いないいないばあ」を見せます。あまりテレビは見せない方が良いとされているし私もそう思うので本当に奥の手、最終手段です。

妻まかせにしないことでストレスを減らす

「仕事してきたから疲れてる」その気持ち、とてもよく分かります。ただ父親が外で仕事をしている間、奥さんは自宅で赤ちゃんのお世話と家事に追われていました。

決してテレビを見ながらゴロゴロしていたわけではありません。1日に20〜24時間は自宅にいる私が断言します。乳幼児を抱える奥さんが、家でノンビリと過ごす時間はほとんどありません

だから仕事を終えて帰ってきた父親と、その間自宅で子育てと家事をこなした母親は完全に対等です。

仕事終わりの赤ちゃんのお世話は、父と子のコミュニケーションタイム

基本的に得意な方が得意なことをすれば良いと思うのですが、昼間赤ちゃんに振り回されっぱなしの奥さんは、ほんの少しだけ赤ちゃんと距離を取りたいと思っている人が多いと思います。

帰宅後の赤ちゃんのお世話は父親がかって出て、奥さんは家事に専念、もしくは休憩・リフレッシュタイムを取ってもらいましょう。

母親と比べてどうしても少なくなってしまいがちな父と子のコミュニケーション。それを補う貴重で楽しい時間を過ごしながら、夫婦円満の礎を築く大切なひとときです。

もちろんオムツの交換や(粉ミルクなら)ミルク、お風呂などのお世話も含めてのコミュニケーション。それらを通じて、赤ちゃんの体や心の成長を感じることができると思います。

できることを増やすのが、ストレスフリーな子育ての第一歩

例えば赤ちゃんが泣き始めた時にストレスを感じるのは、泣き止ます術を持たないからではないでしょうか。ストレスを感じたくないのであれば、自身ができることを増やすのがいちばん手っ取り早いと思います。

暗いと不平を言うよりも、すすんであかりをつけましょう」。これは子育てだけでなく、夫婦生活においても言えることだと思います。

楽しみだった趣味は一時中断

私たち夫婦は、赤ちゃんが生まれるまでは週に3回は釣りに行っていた釣り好き夫婦です。しかし妊娠が発覚してしばらくたってからは、1度も行っていません。ただこれもストレスに感じることはありません。

赤ちゃんが生まれてから、本当に日々成長していきます。確実に昨日より今日、今日より明日、成長しています。大人もそうなのかもしれませんが、そんなの比じゃないくらい目に見えて変化していきます。

そしてこんなに日々成長が感じられるのは、おそらく今だけ。せっかくなのでできるだけ赤ちゃんの側にいて、その貴重な時間を楽しんだ方が良いと思います。あと10年もすれば、相手をして欲しくてもしてくれなくなると思うので。

どうしても自由時間が欲しい時は、奥さんにも自由時間を

仕事のストレスをうまく消化しきれずイライラを家庭に持ち込んでしまいそうな時は、どこかでストレスを発散する必要があると思います。飲みに行っても良いですし、自由時間をもらって趣味でストレスを発散しても良いでしょう。

ただこの場合、同じ時間だけ奥さんにも自由時間をセッティングしてあげましょう。もちろんその間の子供の世話は父親の役目です。頑張ってください。

子育てだけじゃない!普段からストレスフリーな環境作りを心がける

私の人生のテーマは「心おだやかな日々を過ごす」なので、仕事も含めて普段からストレスフリーな環境作りを心がけています。

心に負荷がかかりそうな事柄は極力避ける、もしも心に負荷がかかってしまったら早急にその要因を解決・排除する、など。だから子育てにもある程度、気持ちの余裕を持って挑めているのだと思います。

子育てに余裕をもって取り組めない・ストレスを感じてしまうという方は、赤ちゃんや育児に対してだけでなく、仕事や生活全般など広い範囲でストレスの芽をつんでいくことが大切だと思います。

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