広島県世羅郡世羅町に楽しそうな公園があるらしいという情報を妻から聞いたので、さっそく日曜日を利用して子供と一緒にお出かけをしてきました。
公園の名前は「せら夢公園」。広島市中区からだと車で1時間40分くらいでしょうか。広島県世羅郡世羅町にあって「せらワイナリー」も併設された行楽スポットです。
せら夢公園のメインはミニチュアガーデンと広大な敷地
子供を連れて「せら夢公園」に訪れた場合、メインの遊び場となるのがたくさんの遊具がならぶミニチュアガーデンでしょう。
その名の通りミニチュアで街が作られており、よくみると世羅高原の産業や文化などをモチーフにしているようです。訪れた日は快晴でとても気持ちが良かった。
ただしこれらの遊具が楽しめるのは、恐らく小学生低学年くらいまでではないでしょうか。それ以上のお兄ちゃん・お姉ちゃんは広大な芝生広場でキャッチボールやバドミントンなどをして遊んだ方が楽しいと思います。
お勉強にもなりそうなシッカリ作り込まれたミニチュアの街
道路や横断歩道もあるので、交通ルールをお勉強するのにも使えそう。またそれぞれの遊具にはモチーフとなった産業や文化などに関する説明書きがあるので、社会科の勉強になるのかな?
でもそんなことをしている子供は一人もいません。美味しい空気を吸いながら近所の公園にはない凝った遊具でヘトヘトになるまで遊ぶのが「せら夢公園」での正しい過ごし方!
まだ歩けない子供でも楽しめる遊具も少しだけある
このタイプの乗り物だと前後左右をガードされているので、1歳になりたての息子でも乗せることができました。下がバネになっており手で揺するとユラユラ。移動をするために抱きかかえようとしたら怒るくらい気に入っていました。
SLに乗ってご満悦。実は見えないところで妻が子供を支えています。
せら夢公園のミニチュアガーデン以外の様子
ミニチュアガーデンの隣には、多目的グラウンドもあります。お母さんには影のあるスタンドで休憩してもらって、お父さんはボール遊びの相手を頑張って!
グラウンドの奥には広々とした芝生広場。とても広いので周りを気にせずにノンビリ過ごすことができます。ただ日陰が一切ないので、長居をするのであればテントやパラソルはあった方が良いでしょう。
「せら夢公園」の利用にあたっての注意事項。地面に杭を打つタイプのテントやタープの使用は不可。火災の原因になりかねないバーベキューや花火も禁止されています。
正面の丘の上にあるのが展望台。その裏にはジャンボ滑り台があるそうです。
日陰でお弁当を食べたいなら「せら夢公園管理センター」を目指せ
ちなみに「せら夢公園」にあるのは自販機とトイレのみとなっており、売店や飲食店は少し移動したところにある「せらワイナリー」にあります。
遠くから見ると売店に見えたこの茶色い建物は「せら夢公園管理センター」でした。その脇にトイレと自販機、お知らせの掲示などがあります。
また多目的グラウンドのスタンド以外にある大規模な屋根(影)はここだけです。テーブルもあるので、日陰で涼しくお弁当を食べたいという方はこの場所がおすすめ。
せら夢公園の全体図です。駐車場から見える景色だけでも充分広いのに、それが全体の敷地の半分にも満たないことを知り愕然としました。地図上にある茶色い道が「せら夢公園満喫コース」で、1周約3.5km。所要時間は1時間半〜2時間程度とのことです。
味のある竹馬もありました。バランス感覚に自信のあるお父さんは、こういうところで父親の威厳を見せつけるのも良いかもしれませんね。私は乗れませんが。
赤ちゃん VS 熊の剥製。今回は完敗です。
せら夢公園でその時期に見ることのできるお花や昆虫などの情報も掲示してあります。手書きで人の温かみを感じるし、気が利いていて良い取り組みだなーと感心。きのこ観察会などイベントも開催されているようです。
30分おきに吹き出すという霧噴水。残念ながら吹き出している様子を見ることはできませんでしたが、他の方のブログを見る限りミスト状の霧がモワーッと?ブワーッと?吹き出すよう。夏場でも水着を着るレベルではなさそうですが、着替えはあっても良いかも。
ちなみに今回は、妻が作ってくれたお弁当を持参しました。カップ麺に限らずみそ汁などの汁物が1つあるだけで、お弁当はより豊かで楽しいものになります。
魔法瓶にもなる電気ポット「タイガーとく子さんPIM-A300T」はやっぱり便利。授乳期だけじゃなく、だんだん大きくなって徐々にお出かけが増えるこれからの時期にこそ持っておきたいアイテムかもしれません。買って良かった。
足湯やミニSLもある、せらワイナリーにも行ってみよう
公園の駐車場から車で2分くらい移動したところに「せらワイナリー」があります。歩いてでも充分行ける距離ですが、あえて車を置いていく理由もないので車で行きましょう。
「せら夢公園」も「せらワイナリー」どちらも駐車場は充分あります。訪れたのは秋の行楽シーズンですが、どちらにも警備員さんが立っていなかったので普段からそれほど混むこともないのでしょう。
BBQに和御膳にカレー、うどんに焼きそば、ハンバーガーまで食のラインナップは意外と豊富
「せらワイナリー」の中の様子。訪れた日は世羅牛の串焼きや焼きそばなどを販売していました。前述の通り「せら夢公園」に売店などは一切ないので、お弁当以外の食事はこちらに移動して食べることになります。
軽食を買って中庭で食べるのも良し。レストランがあるので、そちらでしっかり食べるのも良し。ちなみに右側に見える建物がレストランです。
一応メニューも。和食や洋食だけじゃなく、バーベキューもできるようです。
リーズナブルに済ませるならこちら。おにぎりだけ握ってきて、うどんと一緒に食べるのも良いかも。せらバーガーという気になる一品もありました。
軽食の奥にあるのは、夢高原市場という世羅町の特産品などを販売するショップ。野菜や卵、手作りのパンやクッキーなどを購入できます。
「せら夢公園」でお弁当を食べた私たちは、世羅産の米粉を使った唐揚げを食べてみることに。味は言うまでもなく美味。
こぢんまりした規模ながら印象が良い「せらワイナリー」
「せらワイナリー」はこちら。ワインを販売しているだけでなく、ワイナリーではお馴染みの試飲もすることができます。少々こぢんまりした規模ですが、だからこそ手入れが行き届いており清潔感もバッチリ。トータル好印象でした。
試飲可能なワインは5種類。置いてるプラカップを手に取り、自由に樽から注いで試飲することができます。すべてワインでノンアルコールのジュースはありませんでした。このことにより子供がほぼいなかったことも、ワイナリーが小綺麗に感じた理由かも。
私はハンドルキーパーなので試飲は妻が、張り切って。10番のハニービーナス(税別1,500円)が1番美味しかったとのことです。試飲で提供されているワインはおおむねこの価格帯ですので、気に入ったワインがあったら気軽に購入できます。
「せらワイナリー」はワインだけじゃない!足湯でぽかぽか、ミニSLでわくわく
ワインでほろ酔いになったら、足湯でリラックスされてみてはいかがでしょうか。
足湯は無料のところも多い中「せらワイナリー」の足湯はお一人様140円。ただし「せらワイナリー」オリジナルタオル付きでこのお値段なので、むしろ安い。
ミニSLにも乗れるので、子供を連れてきても楽しめます。お値段は小学生以下300円・中学生以上500円。
ミニSLは木炭と水を使って走る本格的な仕様で、コースは全長約1km。ちなみにミニSLのコースとしては西日本一の長さを誇ります。
最後はソフトクリームで〆。人生2度目のアイスを口にしてこの表情…まだちょっと刺激が強すぎたかな?
せら夢公園・せらワイナリーまとめ
自然が豊かで空気も美味しい。多彩な遊具や美味しいグルメなど「せら夢公園」と「せらワイナリー」は子供から大人まで楽しめる、一度は訪れておくべき行楽スポットといえるでしょう。
その証拠に家族連れだけでなく、ツーリング中のバイカーやデート中のカップルなどが、おのおの思い思いの時間を過ごしていらっしゃいました。
まだ訪れたことのない方は、一度は行ってみて損のないところだと思います。私たちが次に訪れるのは、子供が歩けるようになってからかな。
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