パナソニックの電動自転車ギュットミニDXを購入してから、家族3人で自転車に乗ってお出かけをする機会が増えてきました。
子供が生まれてからしばらくはほとんど乗っておらずベランダに放置していた私の自転車ですが、最近は頻繁に乗るため自宅マンションの玄関に置きっ放し。とても邪魔なので自転車を壁に掛けてスペースを確保することにしました。
MINOURA(ミノウラ) バイクハンガー4Rを購入
自転車を壁にかけるためには、バイクハンガーというアイテムが必要です。Amazonではノーブランドの微妙に安価なモノも売られていますが、2,500円くらいなので安定のMINOURA(ミノウラ)で。
ミノウラのバイクハンガーにはロードバイク用の4Rとマウンテンバイク用の4Mがあります。
4Rは壁面からフレームを載せるフック中央までの距離が230mmなので、幅460mm(余裕を見て450mmくらい?)までのハンドルがついた自転車(主にロードバイク)に対応。
4Mは壁面からフレームを載せるフック中央までの距離が330mmなので、幅660mm(余裕を見て650mmくらい?)までのハンドルがついた自転車(主にマウンテンバイク)に対応しています。
この凹んだ部分に自転車のトップチューブ(ハンドルとサドルの間にあるフレーム)を引っかけます。ゴムが被せてあるのでフレームが傷つきません。
壁に固定するのに必要なネジは3本。長いのと短いのがそれぞれ3本ずつ付属しているので、固定する壁によって使い分けましょう。
私はラブリコと2×4(ツーバイフォー)材を利用するので、短い方を使います。それぞれの長さはこれくらい。
ラブリコと2×4(ツーバイフォー)材で柱をつくる
ラブリコって?
2×4(ツーバイフォー)材という規格の木材の上下にかぶせ、大きな突っ張り棒にするためのアジャスターです。
お店に行ったら売り切れだったので今回はAmazonで注文したのですが、パッケージが変わった?STAPLER FIX?
調べてみると、上のジャッキ部分についている滑り止め用ゴムを、ホッチキス(ステープラー)やネジで直接天井に固定したうえで突っ張るタイプとのこと。
こうすることでより強力に、安定感を持って固定することができるのだとか。ホッチキスの針とネジが付属していて、普通のラブリコが定価1,000円なのに対してステープラーフィックスは定価1,100円となります。
より安定感が必要な場合はこちらを選びましょう。
2×4(ツーバイフォー)材って?
2×4(ツーバイフォー)と呼ばれる規格の木材で、断面の寸法は38mm×89mm。長さは3フィート(約910mm)、6フィート(約1820mm)、8フィート(約2438mm)、それ以上と様々ありますが、小さめのホームセンターだと6フィートまでしかない場合が多いです。
またラブリコを使用する場合に必要な2×4(ツーバイフォー)材の長さは、床から天井までの高さ-95mmとなります。
2×4(ツーバイフォー)材を買う時はしっかり吟味せよ
2×4(ツーバイフォー)材は表面を研磨してあり角も丸みを帯びているので赤ちゃんのいるご家庭でも使いやすいのですが、しなっていたり研磨が荒かったり節目がいびつに入っていたり、クオリティにバラツキがあるのが難点。購入する時はしっかり吟味して、コレという1本を見つけましょう。
色が塗ってあるタイプもあります。こだわり強めのオシャレさんはこちらをどうぞ。
2×4(ツーバイフォー)材にバイクハンガーを取り付ける
バイクハンガーの取り付けは、2×4(ツーバイフォー)材に3本のネジで固定するだけ。ハンガーの根元が可動するので全てのネジが締めやすく、こういった作業が苦手な方でも何の問題もないでしょう。
小物を引っかけられるフックもついているので、使用する場合は一番下のねじ穴を使ってバイクハンガーと一緒に固定します。ただ自転車が覆い被さる位置なので、バイクハンガーとずらして取り付けても良いかも。
言うまでもありませんが、電動ドライバーは一家に一台の必需品です。DIYだけでなく家具を組み立てる際もらくらくスピーディ。持ってない方は今すぐにでも買っておきましょう。
電動ドライバーを買う時に注意すべき点は、あまり使わない人はコンセントタイプを選んでおくこと。なんとなくコードレスタイプが便利そうなのですが、いざ使おうと思った時に充電がないことも多くて逆に不便です。私はこの理由で、コードレスから有線に買い換えました。
総額4,000円ちょい、作業時間20分で快適かつカッコイイ玄関に変身
私がした作業は、ネジを3本締めてラブリコを突っ張っただけです。たったこれだけの作業ですが、見た目のインパクトはなかなかではないでしょうか。
小物をかけるフックは自転車の位置とずらして設置。子供用のヘルメット掛けにしました。
床を広く使える上、ディスプレイされてる感があってカッコイイ。ちょうど下駄箱の上にあるデッドスペースを活かす形となるので、圧迫感もまったくと言って良いほどありません。
気になっていた自転車をバイクハンガーに引っかける手間や降ろす労力も負担に感じるほどではなく、玄関の床に置いていた時のわずらわしさを考えると、もっと早くやっておけば良かったと思ってしまうほど。
子供が大きくなったら下駄箱の上にもう1段下駄箱を追加する可能性もありますが、ラブリコ+2×4(ツーバイフォー)材なので撤去や移動も楽々。
もちろん壁や床・天井に傷がつかないので、賃貸にお住まいの方にもおすすめな自転車の保管&ディスプレイ方法です。