中毒疹になりました〜中毒疹とは〜

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子育てをしていると、保育園や幼稚園に通っているとなおさら、子供だけでなく親も様々な病気になってしまいがちです。

健康だけが取り柄で10年以上病気らしい病気をしていなかったわたしも、息子が通い始めた保育園の手厳しい洗礼を受けてしまいました。

中毒疹(ちゅうどくしん)になりました

中毒疹とは何だろう

あまり聞き慣れない病名「中毒疹」。Wikipediaでは以下のように説明してあります。

中毒疹(ちゅうどくしん)は、原因不明の全身に皮疹が出現する皮膚疾患の総称である。

要するに「原因はよく分からないけど、体のどこかに発疹的な何かができた状態」が中毒疹ということ。原因がウイルスでも薬の副作用でも、発疹的な何かができたら中毒疹。足でも背中でも、体のどこかに発疹的な何かができたら中毒疹。

原因となったウイルスが分かればそれに基づいて手足口病などの病名がつくけれど、原因は分からないし細かく調べる気もない。命に危険を及ぼすような状態でもないので、痛み止めを飲んで抗生物質の軟膏を塗っておけばそのうち治りますよ、という病気が中毒疹です。

だから発疹ができる場所や痛み・かゆみの種類など症状は人それぞれ。参考までに一応書いておきますが、他人の経験談はあまり参考にならないかもしれません。

わたしの中毒疹体験談

足の裏にできた発疹が痛くて歩けない

体のどこかに発疹ができたら中毒疹と書きましたが、わたしの場合は足の裏。まず38℃の熱が出て、発疹もその時点で幾つかありました。熱は2日で治まったものの発疹は増え続け、足の裏なので歩いたときなど体重がかかるたびに痛い。

ジンジン痺れるような痛み、熱を帯びたような痛みで、たとえるなら砂利道を裸足で歩く感じ。もしくは刺激の強い健康サンダルを履いている感じでしょうか。足の裏にゆっくり負荷をかけたいため、そろりそろりとゆっくり歩くことしかできません。ちなみに血流の関係からか、寝起きにベッドから降りる時がいちばん痛かったです。

中毒疹の見た目について

直径1cmくらいで色は赤黒く、触った印象は皮が厚く固くなった感じ。水疱(水ぶくれ)になったら嫌だなーと思っていましたが、幸い水泡になることはありませんでした。

また発疹ができたのは主に足の裏ですが、手のひら・手の甲にも少しだけ小さな発疹ができました。顔など目立つ部分にできなかったのはある意味ラッキーだったのかもしれません。

発疹・痛みが治まるまで1週間

熱が出てから1週間くらい。足の裏はパンパンに腫れたままですが、痛みは格段に治まっているのに気がつきました。と同時に、徐々に枯れていく発疹。

お医者さんに診てもらい「痛みもないようだし発疹もキレイに枯れてきているので、あと1〜2週間もすれば元に戻るでしょう」とお墨付きをもらいました。

発疹だった皮がどんどん剥ける

痛みはいきなり治まりましたが、発疹は時間をかけて徐々に枯れていきます。そして発疹が枯れるとその部分の皮がペロリと剥がれる。無理に剥がさなければ痛みもないうえ、大きければ2センチ角くらいの皮が一気に剥がれるのでコレはコレで楽しいです。

ただスリッパを履いていても小さな皮の破片が床に落ちてしまうので、ご家族がいらっしゃる方は靴下を着用した方が良いでしょう。私はお風呂上がりに剥ける皮を剥いて、すぐに靴下をはくようにしました。

中毒疹を予防するために

大切なのはこまめに手を洗うこと、そしてタオルの共有を避けることです。

特に保育園や幼稚園に通っているお子さんがいらっしゃる場合は、こまめな手洗いを親子ともに習慣として身につけておくべし。そうすることで中毒疹だけでなく、風邪やインフルエンザ、手足口病やアデノウイルスなど多くの感染症の予防に繋がります。

子供も親も、何かと体調を崩しやすい保育園・幼稚園入園直後。こまめな手洗いでウイルスをシャットアウトし、健やかで楽しい毎日を送りましょう。

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