予定日まで2週間をきり、いよいよいつ生まれてもおかしくない時期になってきました。そこで出産後に慌ててしまわないよう、赤ちゃんが生まれたら行わなければならない手続きをまとめておきます。
出産後に必要な手続き一覧
一般的な出産の場合、大まかにいうと以下6つの手続きが必要となります。
出生届
期 限/出産から14日以内
届出先/区役所市民課
生まれてきた赤ちゃんを戸籍に入れるための手続きです。このタイミングまでに名前を決めておかなくてはいけません。
また出生届自体、証明書と一緒に病院で渡されました。多くの場合は役所などに取りに行く必要はないようです。
何を書けば良いのか分からない箇所は空白のまま持って行き、丁寧に教えてもらいながら記入。提出してきました。
※ちなみに出生届は「しゅっせいとどけ」ではなく「しゅっしょうどとけ」と読みます。というか、読んでいました。気を付けましょう。
国民健康保険の加入手続き
届出先/区役所保険年金課
生まれてきた赤ちゃんの保険証を作る手続きになります。私は自営業(国保)なので区役所での手続きとなりますが、会社員の方は会社の担当部署・担当者に対して「健康保険被扶養者(異動)届」」を提出します。
広島市中区の場合は市民科と保険年金課は同フロアにあるので、そのまま手続きを済ませました。幾つか簡単な書類を記入して提出。5分程度待つとすぐに赤ちゃんの保険証を受け取ることができます。
国民健康保険出産育児一時金の申請手続き
届出先/区役所保険年金課
一人につき420,000円支給される出産育児一時金ですが、うちは病院から区役所に直接請求してもらう直接支払制度を利用したので、この手続きは必要ありません。
ただ直接支払制度を利用しても、出産にかかった費用が420,000円以下だった場合はその差額を受け取る手続きが必要となります。
児童手当の認定請求手続き・額改定請求手続き
必要なもの/印鑑、請求者の通帳、請求者の保険証のコピー又は年金加入証明書、通知カード又はマイナンバーカード
届出先/区役所保健福祉課
子供を扶養する両親などが受け取ることのできる手当です。支給される金額は0歳〜3歳未満の赤ちゃんが15,000円、3歳〜中学生までの子供が10,000円(第3子以降は小学生まで15,000円)となっています。
児童手当の認定請求が遅れた場合、さかのぼって支給されることはありませんので、必ず手続きをしておきましょう。また引っ越しなどで転入してきた際にも必要な手続きです。
広島市中区の場合ここから一旦外に出て、電車通りのはす向かいにある大手町平和ビルの2Fに移動します。
こども医療費助成の申請手続き
届出先/区役所保健福祉課
子供の医療費補助制度を利用するための申請です。広島市の場合、その月最初の診察で500円払えば、あとは無料で治療を受けることができ薬も無料となります。
さらに広島市では平成29年1月から、このこども医療費助成の対象を通院だと小学3年生まで、入院だと中学3年生までに拡大しました。
これから子育てが始まる私たちにとっては、とてもありがたい制度です。ただし収入により受けられる補助が若干変わります。
所得証明を持たずに行ってしまいましたが、特に何事もなく手続きができました。ただ証書が発行されるまでに2週間程度かかるとのこと。
出生連絡票
届出先/区役所保健福祉課
出生連絡票とは母子手帳と一緒に渡されるハガキのことで、出生届とは異なるものです。広島市のサイトには
出生時体重が2500g未満の場合は、届出が必要です。必ず提出してください。
とありますが、2,500g以上の赤ちゃんでも提出しなくてはいけません。
出生届が戸籍を赤ちゃんに入れるための手続きなのに対し、こちらは保健所や保健センターが子育て支援(こんにちは赤ちゃん事業)を行うために必要な手続きとなります。
手続きに必要なもの一覧
実際に手続きを終えて、必要だったものを書き出しておきます。これらを忘れなければ何とかなります。
- シャチハタ以外の印鑑
- マイナンバーカードまたは通知カード
- 児童手当を振り込んで欲しい通帳
- 旦那さんの保険証
プリントアウト用出生手続き一覧
必要なものと必要な手続きをチェックリストにまとめました。
プリントアウトしてお使いいただけます。
ダウンロード
手続きを終えて
私の場合、すべての手続きを終えるのに1.5時間ほどかかりました。
会社員の方は「国民健康保険の加入手続き」が不要となりますので、すべてがスムーズにいけばお昼休憩内になんとか済ますことができるかもしれません。
ただ焦って手続きを行ってもなかなかうまくいかないもの。可能であれば2時間くらいの余裕をもって手続きされることをオススメいたします。