3ヶ月未満の赤ちゃん・新生児・乳児の風邪について

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赤ちゃんが生まれてもうすぐ2ヶ月が経とうとしています。季節的なこともあるのか、妻をはじめ皆さん赤ちゃんが風邪をひかないよう過剰に感じるくらい気遣ってくれます。

大人にとって風邪は病気のうちに入らないくらいの軽い扱いですが、赤ちゃんにとっては危険なものなのでしょうか?実際に我が子が風邪をひいてしまう前に、赤ちゃんの風邪について調べておきます。

育児になれていらっしゃる方にとってはとても初歩的な内容だと思うのですが、第一子ということもあり私の赤ちゃんに対する知識もこの程度です。子育て頑張ります。

生後6ヶ月頃までは風邪などの感染症にかかる可能性は低い

周囲のリアクションから漠然と危険なもの?と感じていた赤ちゃん・新生児・乳児の風邪ですが、基本的にはあまりひかないものだそうです。いきなり少しだけ安心しました。

もちろん可能性はゼロではありませんが免疫機能を高める成分が母乳には含まれているため、一般的には生後6ヶ月頃までは風邪などの感染症にかかることはあまりないとされています。

粉ミルクの場合だと風邪をひきやすい?

母乳には免疫成分を高める成分が入っているとされますが、では粉ミルクの場合はどうなのでしょう。栄養的にはほとんど母乳と変わらないレベルだそうですがあくまで「ほとんど」であって、まったく一緒ではありません。

母乳の原料はお母さんの血液。母乳の中には赤ちゃんを守る白血球や交代が含まれていますが、粉ミルクにはそれらは含まれていません。ただだからと言って、粉ミルクだからと心配し過ぎる必要もないし、母乳だからと安心しすぎてもダメ。

いずれにせよ人混みは避けた方が良いし、赤ちゃんの近くに風邪ひきさんが来てしまわないよう注意しないといけません。

赤ちゃん・新生児・乳児の風邪の症状

赤ちゃんはまだ言葉をしゃべれないので、体調が悪くてもそのことを伝えてはくれません。では風邪をひいた場合、赤ちゃんにはどういった変化が生まれるのでしょうか。

咳や鼻水、発熱など大人と同じ

大人が風邪をひいたときの症状と同じと考えて良さそうです。よく考えてみれば当たり前のことでした。ただ赤ちゃんは平熱も高いし、鼻水をたらしたりくしゃみをするのも珍しくありません。病院にかかるレベルの風邪か、それ以外かを見分ける目安は以下の通りです。

しばらく様子をみて、続くようなら要注意です。うちの場合くしゃみは時々しますが咳はほとんどしないので、半日くらい続くようなら病院に行ってみようと思います。

鼻水

透明でサラサラに近い鼻水は、風邪の可能性は低そうです。しかし黄色っぽかったり緑がかっている鼻水だと風邪の可能性があります。ただ鼻水がサラサラしていても、それが続くようならやはり心配になって病院に行くと思います。

発熱

赤ちゃんの平熱は基本的に高いものの、3ヶ月未満の場合は38度を越えたら例え診察時間外でもすぐに病院に行った方が良いそうです。そういえば我が家には子供用の体温計がありませんでした。この機会に買っておこうと思います。

追記:買いました。

 

下痢

もともとゆるい赤ちゃんの便ですが、下痢になるとさらに水っぽくなり回数も増えるそうです。とりあえず便がいつもと違うと感じたら写メに撮っておきましょう。いざ病院に行くことになった際、お医者さんに診てもらうことができます。

普段の様子をしっかり見ておくのが大切

結局、普段とは違う何らかの異変に気付いたら、注意して見ていた方が良さそうです。もちろんこれは風邪に限ったことではありません。

ただ普段より体が熱い、いつもと鼻水が違う、などの異変は普段の様子を知らないと気付けません。できるだけ早く異変に気付けるように、平常時の状態を把握しておくことが大切です。

風邪や熱から派生する可能性のある病気や合併症など

小さな赤ちゃんが風邪をひくと、抵抗力の低さから他の病気になってしまったり合併症を起こすこともあります。これらになってしまわないためにも、やはり早期発見・早期治療が大切になります。

中耳炎

中耳炎の中耳とは、鼓膜の内側のことです。その中耳が炎症をおこすと中耳炎。耳に水が入ると中耳炎になると思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、通常は耳から入った水が鼓膜よりも奥に入ることはありません。

主な原因は鼻水・鼻づまりで、特に黄色っぽかったり緑がかった鼻水の時は要注意。透明な鼻水でも長期間続く場合は注意が必要です。

また中耳炎は繰り返しなってしまうこともあり、治療が長期間に及んでしまうことも。数日様子を見て治らないようであれば、病院にいって診てもらっても良いかもしれません。

気管支炎・肺炎

風邪で抵抗力が低くなり、喉の炎症が気管まで達してしまうと気管支炎、さらにそれが肺にまで及んでしまうと肺炎になります。

症状は38度以上の高熱に加え、痰のからんだような咳が続くのだとか。特に室内の空気が乾燥していると咳が出やすくなるので、50〜60%くらいの適度な湿度を保つよう心がけましょう。

お父さん・お母さんの体調にも気を付けて

風邪の原因はウィルスです。赤ちゃんの身近にいるお父さん・お母さんが風邪の感染源になってしまわないよう、自身の健康にも注意しなくてはなりません。

うがいや手洗い、お部屋の温度・湿度管理など、お父さん・お母さんの風邪予防はシッカリと。そしてそれがそのまま、一緒にいる赤ちゃんの風邪予防にも繋がります。

皆さんも風邪など体調に注意して、赤ちゃんとともに元気に冬を過ごしていきましょう。

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