乳幼児のうちはお宮参りやお食い初めなど、赤ちゃんが健やかに育ってくれることを祈る行事がたくさんあります。
私自身おそらくしてもらっていると思うのですが、記憶も無ければ知識も一切ありません。なので一応、そういった行事をひととおり調べておきたいと思います。
お宮参り
生後30日頃に、赤ちゃんを連れて神社に参拝することをお宮参りといいます。正しくは男の子の場合は生後31日目、女の子の場合は生後33日目だそうですが、そこまで厳密にするよりも母子の体調などを優先することが推奨されています。
また赤ちゃんが着る服については、男女ともに掛け着(祝着・産着)と呼ばれる羽織るタイプの着物が正式な装いとなります。デパートや楽天などで販売もしていますが、間違いなく一度しか使わないものなので、レンタルでも充分。
一般的にはお宮参りの後で写真撮影という流れが定番で、写真館の衣装を借りる人が多いようです。また写真館以外でも参拝する神社で貸し出してくれる場合や、会食予定の飲食店などでレンタルできる場合もあります。
広島市でお宮参り用の衣装が借りられるところ
神社
広島市周辺で衣装の貸し出しをしている神社は、おそらく広島東照宮だけだと思います。
ホテル・飲食店
記念撮影・貸衣装・お食事がセットになったお宮参りプランのあるホテルが幾つかあります。広島で衣装の貸し出しまで行っている飲食店は、残念ながら見つかりませんでした。
写真館・フォトスタジオ
大きめのところであれば、大抵用意されています。
貸衣装屋・宅配レンタル
店舗を構えている貸衣装屋さん(結婚式などでお世話になるところ)や、ネットで注文して宅配便で届けてくれる宅配レンタル屋さんもあります。
やはりどうしても、貸衣装は写真撮影とセットが基本のようです。私は自分で写真を撮りたいと思っているので、ネットでの宅配レンタル、もしくはメルカリなどで中古を購入して撮影後に売る、もしくはベビードレスなどでカジュアルに済ませる、このどれかでいこうと思います。
お食い初め(100日祝い)
「一生食べるものに困らないように」という願いを込めて行われるのが、お食い初めです。
ただし赤ちゃんにはまだ歯が生えていないので、行為としてはお箸で食べ物をつまんで、赤ちゃんに食べさせる真似をすればOK。メニューは尾頭付きの鯛や赤飯、お吸い物などで、自分で作る or 仕出しを頼む or 外食するといった選択肢があります。
そしてお食い初めの際にするもう1つの行事が歯固め。丈夫な歯がはえるように願って、殺菌消毒した石を赤ちゃんの歯茎にやさしく当てます。
歯固めで使用する石は拾ってきても良いですし、お宮参りをする神社などでいただける場合もあります。拾うのは抵抗があるし貰えそうな神社も無い場合は、1,000円以下で買えるのであっさり通販で購入しても良いと思います。
また近頃は、前述のお宮参りとお食い初めを一度で済ますのもスタンダードになってきている様子。たしかに1ヶ月前後だとまだ赤ちゃんを連れ出すのは不安ですし、お母さんの調子も万全でない場合も多いでしょう。
そいうった意味でも、ちょっと落ち着いた生後3ヶ月あたりにまとめて執り行う方が、心に余裕をもって楽しめるのではないでしょうか。うちもお宮参りの後にお食い初めというプランで行こうと思っています。
分からないことは親に聞く
地域によって、もっと言えば家庭ごとのやり方があるので、こういった行事について分からないことがあったら親などに聞きましょう。その方が手っ取り早いし、頼られてる感があって親も喜びます。
ただ何も分からない状態で聞いてしまうと「そんなことも知らないの?」と悪い印象を与えてしまいかねないので、基本的な知識はざっとおさえておくべし。
そもそもこういった行事って必要?
赤ちゃんの健やかな成長を祈る心は大切ですが、個人的には大人の厄払いなども含めてこういった神頼み的な行事には否定的です。
ただ今回それを行おうと思うのは、自分の親・赤ちゃんにとっての祖父母のためという気持ちが大きいです。
ちゃんと子供のことを考えているな、ちゃんと親としてのつとめを果たしているな、そういったことが端的に伝わるのがこういった行事。
のちのちの関係を良い方向で築いていくためにも、お宮参りやお食い初めは積極的にしておくべきだと考えます。
エンターテインメントとして楽しもう
とはいえ嫌々やっていては楽しくありませんし、何より子供が可愛そうです。どうせお宮参りやお食い初めをするなら、エンターテインメントとして目一杯楽しみましょう。
私もここぞとばかりに、写真をたくさん撮ってこようと思います。
遅ればせながら、執り行いました。