安定期(妊娠16週・4ヶ月目)に入ったときから、妊婦さんには適度な運動が推奨されます。
これは体重の管理とお産に備えての体力作りという目的のほかに、何かとストレスを抱えてしまう妊婦さんの気分転換という側面もあるのだそう。
水泳やヨガなど運動にも様々な種類がありますが、誰にでもできて道具なども必要がないことから、私のオススメはウォーキングです。
ご自身(旦那さん)の運動不足解消も兼ねて、ぜひ一緒に歩いてみてはいかがでしょう。
頑張らない「ゆるウォーキング」のすすめ
私たちの場合は妊娠に気がつく2ヶ月くらい前からダイエットの一環として、1日1時間を目標に夫婦でウォーキングをしていました。
そしてウォーキングがだいぶ習慣づいたころに妊娠が発覚。それからしばらくの間は歩くのを控えていましたが、安定期(妊娠16週・4ヶ月目)に入ったところでウォーキングを再開することにしました。
だから正直「妊娠したから、さあ歩こう」というテンションではありません。妻はともかく、私のモチベーションは「痩せたいから歩く」です。
ただ私たちがしているのは、ウォーキングといっても服装は普段着で靴もクロックス。フォームを意識することもなくペースもでたらめな「ゆるウォーキング」。お散歩とも言います。
だからスポーティなウェアもスニーカーも必要ありません。食後に「ちょっと歩こうか」、出先で「ちょっとこの辺りを歩いてみよう」、そんなユルい感じで続けています。
ウォーキングを続けるために
ダイエットでもなんでも、続けるということはとても難しいことです。基本的に私も飽き性で物事があまり続かないタイプですが、このウォーキングは時々サボることはあっても9ヶ月以上続いています。
なぜ続けられているのか、その理由やコツを考えてみました。
夫婦で歩く
「歩きに行こう」という声かけがお互いにできるので、1人だと「今日は面倒だな」という日でも、歩くキッカケができます。さらに夫婦で歩くことで、ウォーキング中も退屈しません。
スマホに万歩計アプリをインストール
レコーディングダイエットと同じ要領で、結果が数値化されるとゲーム感覚的に楽しくなります。
iPhoneの場合はデフォルトでインストールされている「ヘルスケア」に万歩計の機能があるので、一度も起動したことがない方はぜひ起動してみてください。
特に設定をしなくても今までの歩数などがすべて記録されているので、あまりの歩数の少なさに驚愕する方も多いかもしれません。私も歩数の少なさと、設定しなくても勝手に記録されている気味の悪さに戦慄しました。
趣味と組み合わせる
ただ歩くだけだと退屈なので、楽しい+αを作ります。続かないのは単純に楽しくないから。だとしたら、ウォーキングを楽しいものにする工夫が必要です。
私は写真を撮るのが好きなので、ウォーキング中はよく写真を撮っています。それをインスタグラムにアップしているので、「いいね」がウォーキングのモチベーションにつながっています。
ポケモンGOでも何でも良いんです。「ただ歩く」に自分なりの楽しみをプラスしてください。
コースを変えて歩く
決まったコースだと飽きてしまうので、歩く道は必ず毎回変えています。初めて歩いた道で知らなかったお店を見つけたり、なんらかの発見があるのでしばらくは飽きずに楽しめます。
どこかに出かけた時はチャンス
しばらくウォーキングを続けていると、近所の道はすべて歩き尽くします(そう思っていても「こんなところに知らない道が!?」という発見があったり、それはそれで楽しい)。
ですので、どこかにお出かけした際はその周辺を歩いてみるのがオススメです。知っているつもりのエリアでも、歩くことでたくさんの発見がありますよ。
全てが揃っているショッピングセンター
真夏や真冬に外を歩くのは妊婦さんでなくても、妊婦さんならなおさら厳しいものです。そこでオススメなのがショッピングセンター。
天候に影響されませんし、空調は効いていてベンチやトイレもある。何より色々なお店があるので、歩いていて飽きません。
妊娠中のウォーキングで得られたもの
夫婦で歩くマタニティ・ウォーキングで得られたのは、妻の健康な体と良好な夫婦関係です。
何度も言いますが、ただ歩くだけなのは退屈なので自然と会話が増えていきます。実はこれがとても良いコミュニケーション。一緒に歩くようになって、夫婦仲は間違いなく良くなったと感じます。
最初はダイエットが目的で始めたウォーキング。体はいまいち引き締まりませんが、夫婦関係はキュッと引き締まりました。