出産後に必要な手続き一覧

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予定日まで2週間をきり、いよいよいつ生まれてもおかしくない時期になってきました。そこで出産後に慌ててしまわないよう、赤ちゃんが生まれたら行わなければならない手続きをまとめておきます。

前半はごちゃごちゃした説明が続きますが、最後にプリントアウトできるよう一覧をご用意しています。ぜひご活用ください。
※実際に手続きを行ってきたので、その様子なども追記しています。

出産後に必要な手続き一覧

一般的な出産の場合、大まかにいうと以下6つの手続きが必要となります。

出生届

必要なもの/出生証明書、印鑑(シャチハタ不可)、母子健康手帳
期 限/出産から14日以内
届出先/区役所市民課

生まれてきた赤ちゃんを戸籍に入れるための手続きです。このタイミングまでに名前を決めておかなくてはいけません。

また出生届自体、証明書と一緒に病院で渡されました。多くの場合は役所などに取りに行く必要はないようです。

行ってきました所要時間20分〜30分

何を書けば良いのか分からない箇所は空白のまま持って行き、丁寧に教えてもらいながら記入。提出してきました。

提出したら終わりではなく、そのまま窓口で15分程度待機。出生届出済証明を書き加えられた母子手帳を返されて終了です。

※ちなみに出生届は「しゅっせいとどけ」ではなく「しゅっしょうどとけ」と読みます。というか、読んでいました。気を付けましょう。

国民健康保険の加入手続き

必要なもの/世帯主の保険証、通知カード又はマイナンバーカード等、本人確認書類
届出先/区役所保険年金課

生まれてきた赤ちゃんの保険証を作る手続きになります。私は自営業(国保)なので区役所での手続きとなりますが、会社員の方は会社の担当部署・担当者に対して「健康保険被扶養者(異動)届」」を提出します。

行ってきました所要時間15分

広島市中区の場合は市民科と保険年金課は同フロアにあるので、そのまま手続きを済ませました。幾つか簡単な書類を記入して提出。5分程度待つとすぐに赤ちゃんの保険証を受け取ることができます。

マイナンバーが必要となりますので、お忘れなく。また出生届を提出した際に「続けて国民健康保険の加入手続きをしたい」旨を伝えると、必要な書類を準備してもらえます。

国民健康保険出産育児一時金の申請手続き

必要なもの/国民健康保険証、母子健康手帳、世帯主名義の預貯金口座番号のわかるもの、印鑑、代理契約に関する文書、出産費用の領収・明細書
届出先/区役所保険年金課

一人につき420,000円支給される出産育児一時金ですが、うちは病院から区役所に直接請求してもらう直接支払制度を利用したので、この手続きは必要ありません。

ただ直接支払制度を利用しても、出産にかかった費用が420,000円以下だった場合はその差額を受け取る手続きが必要となります。

行ってきました所要時間0分
窓口の方に確認したところ、やはり何もしなくて良いとのことでした

児童手当の認定請求手続き・額改定請求手続き

期 限/15日以内
必要なもの/印鑑、請求者の通帳、請求者の保険証のコピー又は年金加入証明書、通知カード又はマイナンバーカード
届出先/区役所保健福祉課

子供を扶養する両親などが受け取ることのできる手当です。支給される金額は0歳〜3歳未満の赤ちゃんが15,000円、3歳〜中学生までの子供が10,000円(第3子以降は小学生まで15,000円)となっています。

児童手当の認定請求が遅れた場合、さかのぼって支給されることはありませんので、必ず手続きをしておきましょう。また引っ越しなどで転入してきた際にも必要な手続きです。

行ってきました所要時間10分

広島市中区の場合ここから一旦外に出て、電車通りのはす向かいにある大手町平和ビルの2Fに移動します。

私の場合この書類も病院で渡されていたのですべて記入済みでしたが、窓口で書く場合は児童手当を振り込んで欲しい通帳マイナンバーが分かるものをお忘れなく!

こども医療費助成の申請手続き

必要なもの/印鑑(シャチハタ不可)、健康保険証※子供の名前が記入済のもの、市町村長が発行した所得証明書
届出先/区役所保健福祉課

子供の医療費補助制度を利用するための申請です。広島市の場合、その月最初の診察で500円払えば、あとは無料で治療を受けることができ薬も無料となります。

さらに広島市では平成29年1月から、このこども医療費助成の対象を通院だと小学3年生まで、入院だと中学3年生までに拡大しました。

これから子育てが始まる私たちにとっては、とてもありがたい制度です。ただし収入により受けられる補助が若干変わります。

行ってきました所要時間10分

所得証明を持たずに行ってしまいましたが、特に何事もなく手続きができました。ただ証書が発行されるまでに2週間程度かかるとのこと。

もしかしたら所得証明を持っていくと、もっと早く発行されるのかもしれません。こども医療費助成の内容についても、とても丁寧に説明してくださいます。

出生連絡票

必要なもの/出生連絡票※母子手帳と一緒に受け取る
届出先/区役所保健福祉課

出生連絡票とは母子手帳と一緒に渡されるハガキのことで、出生届とは異なるものです。広島市のサイトには

出生時体重が2500g未満の場合は、届出が必要です。必ず提出してください。

とありますが、2,500g以上の赤ちゃんでも提出しなくてはいけません。

出生届が戸籍を赤ちゃんに入れるための手続きなのに対し、こちらは保健所や保健センターが子育て支援(こんにちは赤ちゃん事業)を行うために必要な手続きとなります。

行ってきました所要時間10分
児童手当の手続きの際に一緒に渡しました。ここで窓口に保健師さんがやってきて、簡単な面談(奥さんの体調や里帰りの有無など)があり、子育て支援の説明を受けます。

手続きに必要なもの一覧

実際に手続きを終えて、必要だったものを書き出しておきます。これらを忘れなければ何とかなります。

  • シャチハタ以外の印鑑
  • マイナンバーカードまたは通知カード
  • 児童手当を振り込んで欲しい通帳
  • 旦那さんの保険証

プリントアウト用出生手続き一覧

必要なものと必要な手続きをチェックリストにまとめました。

出生届など手続き一覧プリントアウトサンプル

プリントアウトしてお使いいただけます。
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手続きを終えて

私の場合、すべての手続きを終えるのに1.5時間ほどかかりました。

会社員の方は「国民健康保険の加入手続き」が不要となりますので、すべてがスムーズにいけばお昼休憩内になんとか済ますことができるかもしれません。

ただ焦って手続きを行ってもなかなかうまくいかないもの。可能であれば2時間くらいの余裕をもって手続きされることをオススメいたします。

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