生後2ヶ月目の赤ちゃんが受けるワクチン接種について

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赤ちゃんが生後2ヶ月を迎えたので、そろそろワクチン接種が始まります。正直どんな病気を防ぐためのワクチンなのか、また回数や費用などまったく分からないので、私自身のために調べてまとめておきます。

また赤ちゃんはこの先しばらく、様々なワクチンを接種していきます。その全てをまとめるとややこしくなってしまうので、今回は生後2ヶ月の赤ちゃんが受けるべきワクチンについてのみ。3ヶ月目以降も、そのつどまとめていこうと思います。

初めてのワクチン接種で知っておいた方が良いこと

まず知っておいた方が良いのは、赤ちゃんは半年で15回のワクチン接種を受けなくてはいけないということ。

さらにワクチン接種とワクチン接種の間は数週間あける必要があるため、一度に複数のワクチンを接種していくなど、効率的に行っていく必要があります。

ただこれらのスケジューリングは小児科に問い合わせると提案してくれるものなので、ほぼお任せで大丈夫。接種するワクチンも病院が把握しているので、漏れがあることも無いでしょう。

やるべきことは病院に予約の電話して「希望する日時」「任意接種をどうするか」を伝えるだけです。

定期接種・任意接種について

ワクチンには国や自治体が主体となって実施する定期接種と希望者が任意で受ける任意接種の2種類があり、基本的に定期接種は無料、任意接種は有料となります。

ただ任意でお金が多少かかるとはいえ、受けられるワクチンはすべて接種しておいた方が良いと思いますし、出産した病院でもそうアドバイスされました。うちは全部受けさせようと思っています。

かかりつけの小児科を見つけておこう

ワクチン接種はかかりつけの小児科で行いましょう。かかりつけがまだ無いという方もいらっしゃるかもしれませんが、複数回にわたって接種が必要なワクチンもあるので必ず見つけておきましょう。

また最近はワクチン接種に来た乳幼児に風邪やインフルエンザがうつってしまうのを防ぐために、ワクチン接種専用の時間帯を設ける小児科も増えてきているようです。嬉しい配慮だと思うし、そういった小児科がもっと増えて欲しいと思います。

生後2ヶ月に受けるワクチンは4つ

B型肝炎

慢性化すると肝硬変や肝臓ガンを引き起こす肝炎、その原因となるB型肝炎ウイルスを予防するワクチンです。肝硬変や肝臓ガンと聞くとオトナがなる病気のイメージですが、適切な処置をしないと赤ちゃんでもなってしまうそうです。

時期・回数2ヶ月・3ヶ月・8ヶ月 合計3回
費 用無 料

ヒブ

細菌性髄膜炎を引き起こすヒブというウイルスを予防するワクチンです。脳の周りにある髄膜が炎症をおこすため後遺症として知能障害や運動障害が残ることも多く、また命にも関わる危険な感染症です。

接種は基本的に3回ですが、ワクチンの効果をより長期的に維持するために1歳から2歳の間に追加の接種が必要となります。約1年後なので忘れてしまいそうですが、他にも追加の接種が必要なワクチンが幾つかあるので、おそらく大丈夫でしょう。

時期・回数2ヶ月・3ヶ月・4ヶ月・12ヶ月 合計4回
費 用無 料

小児用肺炎球菌

ヒブと同じ細菌性髄膜炎を引き起こす肺炎球菌を予防するワクチンです。髄膜炎以外にも菌血症(きんけつしょう)や敗血症(はいけつしょう)、肺炎などの原因にもなります。

ワクチンを打つ回数やタイミングなどもヒブと同じなので、ヒブと小児用肺炎球菌はセットで接種するものと覚えておけば良いと思います。

時期・回数2ヶ月・3ヶ月・4ヶ月・12ヶ月 合計4回
費 用無 料

ロタウイルス

嘔吐下痢症を引き起こすロタウイルスを予防するワクチンです。嘔吐下痢症の症状は、その名前の通り嘔吐や下痢。要するにウイルス性の胃腸炎です。

ただ胃腸炎(嘔吐下痢症)を引き起こすウイルスはたくさんいるため、ロタウイルスを予防しても5歳までに1度はなってしまうものだそう。とりあえず重症になりやすいロタウイルスを最低限予防しておきましょう、という感じだと思います。

そしてB型肝炎・ヒブ・小児用肺炎球菌が無料でワクチンを受けられる定期接種なのに対して、ロタウイルスは任意接種なので料金が発生します。

必要な費用は一度の接種につきおよそ8,000円〜15,000円程度。幅があるのは2種類のワクチンがあるからです。

2回接種のロタリックス

1価ワクチンと呼ばれる種類のワクチンです。他にも下で紹介している5価ワクチン(ロタテック)もありますが、言葉の意味はよく分からないし分からなくて良いと思います。

とりあえず2回接種するものと3回接種するものの2種類あることを頭に入れておきましょう。

時期・回数2ヶ月・3ヶ月 合計2回
費 用12,000円〜15,000円/1回 ※病院により異なります

3回接種のロタテック

ロタリックスが2回の接種で済むのに対し、3回接種が必要となるワクチンがロタテックです。

時期・回数2ヶ月・3ヶ月・4ヶ月 合計3回
費 用8,000円〜10,000円/1回 ※病院により異なります

1回分の料金はロタリックスよりも安めですが、3回接種なので料金も×3。総額は24,000円〜30,000円となり、ロタリックスとほとんど同額となります。


病院はもう予約をしているので、あとは接種してもらうだけです。近々いってまいります。

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